アラサー女が人生をばくちに賭けるとこうなった

人生をばくちに賭ける想いでデンマークへ旅立った三十路目前女子の赤裸々ポジティブダイアリー

●ベルリンに浮気する その1

前回のブログでチラリとお伝えしたが、現在私はベルリンにいる。

 

通常運行でさえも「まあ、なんとかなる」と思って生きてきた私だったが

Kunsthøjskolen i Holbækでのデンマーク人との共同生活が

私の「なんとかなるっしょ」精神に更に拍車をかけていた。

 

それでも学校から追い出される1ヶ月前に少しずつ危機感を持ち始め・・

 

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選択肢を以下の2つに絞った。

デンマークのアニメーション学校へ行く

②ベルリンでワーキングホリデーをする

 

ここでいきなりベルリンが選択肢に浮上。

実はこの頃、学校の修学旅行でベルリンへ行き、その物価の安さと娯楽の多さ、更にはケバブの美味しさに魅了されて帰ってきたばかりだったのだ。

北欧ライフに憧れてやってきたのに、ドイツへの引っ越しを考えるという本末転倒ぶり。

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どちらか縁のあるほうに進むだろう、と同時進行で準備を進めることに。

万が一どちらとも縁がなく住む家がなくなったとしても安宿に泊まって考えればいいや、と呑気に考えていた。

 

アニメーション学校への出願準備をしつつ、片手間にベルリンでの家探しを始めた。

「海外での家探しはすごく大変」という噂だけは聞いたことがあっても、初心者の私は何をどうしたらいいのかさっぱり。

すぐさまGoogle先生の力を借り、既に茨の道を歩んで来た先人達のブログで情報を集め実行に移した。

しかし家探しの方法は限られており、

MixB(海外に住む日本人専用の掲示板)に書き込んだり連絡をしてみたり、

Face bookの家探しグループに入って投稿をチェックしたり書き込んだり、そして放置するという忍耐が試されそうなものだった。

 

「これで見つかったら奇跡だな・・」

と半信半疑だったが、1週間も経たないうちに1通のメールが・・・

 

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こんなに早く連絡が来るとは思ってもみなかった。

一人暮らしをしているドイツ人の大家さん(推定60代・女性)がマンションの一室を貸しているらしく、

連絡をくれたのはそのお部屋に住んでいる日本人の方だった。

 

 

 

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しかも名前が一文字違い!??

 

私の名前が

◯◯◯ ◯◯

とすると、

メールをくれた方のお名前が

◯◯◯ ◯◯◆

という訳だ。

 

嘘だろう!!???

よくある苗字だけど、、こんな偶然あるのか・・・

実は詐欺なんじゃなかろうか・・・

 

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現在ベルリンでは家探しが困難で詐欺が多発しているという情報をネットで見たばかりだったので、

大変失礼ながらも心底疑っていた。

それくらい好物件だったのだ。

 

しかし私の心配は全く無用でそのお家は実際に存在し、

連絡をくれた方も大家さんも心優しい良い人達だった。

 

そのあともトントン拍子に事が進むことになる。

 

 

※実際に詐欺被害が多発しているので海外物件探しはご注意ください!

私は、家の存在を自分の目で確かめ大家さんに会うまではずっと疑っていましたがそれくらいのほうが安全です!

お金の支払いは最終段階です。

ただ、露骨に態度に出してしまうと大変失礼ですのでご注意ください。

 

 

【事件】頭の中が空っぽになる

もう夏が終わろうとしているではないか・・・

 

さて、 何ヶ月も放置してしまったこちらのブログだが

早速言い訳をさせてほしい。

どうやらデンマークは時空空間が日本とは違う異世界だったようだ。

 

 

 

私のデンマークでの生活パターン①

 

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私のデンマークでの生活パターン②

  

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私のデンマークでの生活パターン③

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このような生活を送っているうちに月日はあっという間に過ぎていき

知らず知らずのあいだに私の頭の中はすっからかんになっていた。

これぞ史上最強の"幸せボケ"だ。

因みに5kg増量という”幸せ太り”も同時進行していた。

 

こ、このままではいかん・・!

全財産を賭けた憧れの北欧生活が食っちゃ寝だけで終わってしまうぞ・・!

 

幸せな国デンマークに危機感を感じた私は、気がつくとベルリン(ドイツ)へ来ていたのだった。

 

つづく

 

 

 

 

 

 

■パーティーという名の試練

学校が始まり、最初の週末にパーティーが開かれた。

 

パーティー・・・それは日本人にはまったく馴染みのない文化。

でも私は知っている。

パーティーでは人々が狂ったよう酒を飲み踊りまくることを。

 

それはインドアな私にとって、とてもハードルが高いイベントである。

周りのデンマーク人が楽しみにしている横で温度差の違いをひしひしと感じていた。

更にこの学校では毎パーティーごとにテーマが設けられるらしく、そのテーマにそったコスプレ&出し物(宴会芸)をしなければならないらしい。

なんて余計なオプションなのだろうか。

 

今回のテーマは「60年代」。

私たちブルーファミリー(※ここは寮生活をしながら美術が学べる学校で、部屋がある建物ごとに色分けされている)はビートルズの出し物をすることになった。

パーティー当日、怒涛の入国からやっと迎えた週末でようやくのんびりできると思いきや早々に準備に駆り出された。

どうやらイエローサブマリンの黄色い潜水艦を作るらしい。

途中「ジャパニーズポップミュージックを流して!」という無茶振りにより、

S◯APを流すと盛り上がらず、P◯rfumeを流すと盛り上がるという発見がありながらも

ゴミ箱から拾ってきたダンボールをつなぎ合わせて作った潜水艦は、パーティー開始時間のぎりぎりで完成した。

 

そしてもう一つの難題。

”60年代=ヒッピーのコスプレ”

え?ヒッピーって言ってもマリファナしか思いつかないよ・・?

そう思いつつも持ってきた服で頑張って成りきってみるものの、

お酢で髪を洗っていそうなオーガニックな人みたいになった。

 

部屋を出るとみんな玄関に集まっており、いきのいいねえちゃんが故郷の酒を振舞っていた。

いきなりわけのわからないアルコール度数の高いショットを浴びせられむせていると、「これであなたもジョンレノン」と言わんばかりに針金で作られた眼鏡のようなものを渡され、周りを見渡せばみんなそのお手製の眼鏡をかけてアホっぽいジョンレノンになっているではないか。

 

残りのメンバーは完全無視。

 

そこへお気に入りのイケメンがやってきたので、ほろ酔いになった勢いで昨日必死に練習したフレーズを話しかけてみたのだが、、、あとで鏡を見ると、、、

 

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こんな顔してもじもじと恥ずかしがりながら話しかけていたなんて・・・

あいつ、よく返事してくれたな・・

そう思ったらますます彼がイケメンに見えた。

 

会場へ着くと、長机が並べられ宴会場ができあがっていた。

skål〜!(乾杯)」

の掛け声と共に、飲み食いしながら宴会芸を鑑賞するという割と馴染みのあるパーティーがはじまった。

そして私たちの出番。

イエローサブマリンの曲が流れだし、数時間前に完成した潜水艦と共にステージへ。

 

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みんな笑っていたので成功したのだと思う。

デンマーク人は笑いの沸点が低いのでとても暖かい場を作りあげてくれるのだ。

 

一通りの出し物が終わると、そさくさと長机を片付け始める人々。

ま、まさか、、、、、、、、、

いよいよあれが始まるのか、、、、、

 

予感は一寸のブレもなく的中し、宴会場はあっという間にダンスフロアに変わっていた。

周りを見渡すとみんな踊り出している。

パーティーの本番はこれからだ。

戸惑いつつも、やけくそになって踊るジャパニーズヒッピーがそこにいた。

 

 

 

 

▲幸先不安

おまたせいたしました!!!

 

やっと、やっと、、いざデンマークへ・・!!!

 

 

そんな高鳴る気持ちを抑えきれない私を乗せた飛行機は2時間遅れでパリを出発。 

着陸体制に入る機内で事前予約をしていた電車の時間が刻々と過ぎていった。

 

さようなら、無駄になった切符・・・。

 

出発もなかなか決まらなかったし、←ほぼ自分のせい

飛行機は遅れているし、

私、デンマークに嫌われてるのかな・・?

空の上からデンマークを目の前にし、急に不安な気持ちに襲われた。

 

しかしふと顔をあげると、窓の外には雲ひとつない青空が広がり、

気ままに浮遊する気球が夕日に照らされていて、

なんとも美しい景色が目に飛び込んできた。

「これぞ夢にみた北欧ライフ・・まだ始まってないけど。」

その瞬間私の不安はどこかへ吹っ飛び、一気に歓迎されている気持ちになった。

何せデンマークの冬は晴れている日が数日しかないと聞いていたもので・・・

(のちのち過ごしてわかったことだが、冬でも割と晴れている日が多い。でもくそ寒い。)

 

デンマークの晴天ありがとう!

よーし! さっさとスーツケースを拾って学校へ向かうぞーっ!

 

18時までに学校に到着する必要があったのでなるべく早く空港を出たかった。

しかし、待てども待てども私のスーツケースは現れない。

 

まさか・・これは・・・

 

 

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あれ・・?やっぱりデンマークに嫌われてない・・?

 

どうしたらいいかわからず、インフォメーションらしきものも見当たらず、係員らしき人も見当たらず、放心状態のまま到着ロビーを出てしまった。

この行動がのちに自分自身を追い詰めることになることも知らずに・・・

 

ゲートを出るとインフォメーションのサインが出ていたので、神にすがるような気持ちでそこを目指した。

しかし状況を説明すると、神とは思えない態度で、

 

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どうやら到着ロビーから一歩でも外へ出てしまうと、二度と中へ戻れないらしい。

なにその恐ろしいルール・・出口に書いておいてよ・・・

 

そして彼は眉間にシワを寄せたまま

「ミーティングポイントに行けば別の係員が来るから待っていなさい」と言い放った。

 ”ミーティングポイント”ってなんだよ・・・と思いつつも

言われた通りに向かうと、そこには”Meeting Point”と書かれた看板があった。

きっとここだろう・・と安堵したのもつかの間、係りの人が一向に現れない。

 

待てども待てども現れない・・・

刻々と時間は過ぎていく・・・

やきもき・・やきもき・・・

 

空港に着いてから何時間経過したのだろうか・・泣きたい気持ちを押し殺し、

いても立ってもいられなくなった私はその場を離れることを決心。

隣のビルにある出発ゲートへ向かい、乗ってきた飛行機のエールフランスの人に助けを求めることにした。

 

事情を説明すると、

 

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まんまと同じようにお説教をくらった。

そしてさっきと同じようにミーティングポイントに(今度はエールフランスの)係員がやってくるから待っていなさい、と告げられた。

出た。またもや”ミーティングポイント”。

先ほどの例があったのでまったく信用ならないなぁと思っていると、

まるで私の心を見透かしたかのように「係員が来るまでそこを離れてはだめよ。」と忠告を受けた。

 

また隣のビルへ戻り、”Meeting Point”へ。

目の前にスタバがあったが、一瞬でも離れると係員と会えないような気がしてフラペチーノを諦めた。

 

いつ来るんだろう・・・そう思っていると、

 

 

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救世主のごとく現れたエールフランスのおばちゃんの後につづき、カードキーで何重もの扉を通りぬけると無事に到着ロビーに戻ることができた。

そのままスーツケースの案内所(Baggage Claimとかいう場所)まで連れていってもらい、彼女はキックボードに乗って颯爽と去って行った。

 

ここまで来るのになんて長い道のりだったんだろう・・・

すぐそこにあったのに・・・

 

自分のアホさ加減に落胆しながら書類に名前と滞在先の住所を書いて提出すると、

「君の名前がリストに載っている。君のスーツケースは今夜到着する。明日届けるから。」と淡々と言われた。

無事にあってよかった・・・という安心感と同時に今夜は一体どうしたらいいのよ!着替えもタオルもないじゃない!という文句が口から出そうになったが、この人にはまったく関係ないので引っ込めた。

 

空港にセブンイレブンがあったので今夜をしのぐための歯ブラシと歯磨き粉とシャンプーを購入。合計2000円の出費。

 

たっけーーーーーーーーーー!!!

デンマークの物価の高さを目の当たりにした瞬間だった。

 

さあ、電車に乗ろう。

もちろん事前予約した切符はもう使えないので再度切符を購入。

目的地のホルベックに行くにはコペンハーゲン中央駅で乗り換えなくてはいけない。

多分この電車だろうと乗車し、多分この駅だろうと降車すると

ちゃんとコペンハーゲン中央駅に着いていた。

 

コペンハーゲン中央駅にはそこらへんに係員が居てくれるのでありがたい。

しかも「DSB(デンマーク国鉄)」と書かれた赤いベストを着ているので大変わかりやすい。

早速係員のおばちゃんを見つけ、何番線に行ったらいいのか尋ねると、

 

 

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ここまで来てまだ辿り着けないっていうのか・・・。

駅のホームで寒さと疲労で意識が遠のきそうになっていると、

 

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ねぇ、完全にデンマークに嫌われてるよね・・?そう思うよね・・?

申し訳なさそうにしているスノーボードの持ち主のお兄さんにもそう訪ねたかった。

 

1時間後、電車が時間通りに来てくれたことが幸いだった。

電車から見える窓の外は真っ暗でなにも見えない。

学校に到着すべき18時はとっくに過ぎてきた。

 

1時間ほど電車に乗るとホルベックに着いた。

当初の予定ではバスに乗る予定だったが、そんな体力もなくタクシーを拾い学校へ。

電飾がちらちら輝くおとぎ話に出てきそうなかわいい玄関の前に横付けしてくれた。

 

 

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学校の中へ入り、人気が全くない校内をうろうろしていると

先生らしき人が出てきて「待っていたわよ〜〜〜!」と言いながら抱きついてきた。

状況がいまいち掴めないまま先生に手を引かれて向かった先の扉を開けると・・・

  

 

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願ってもいないアメリカのスクールドラマみたいな状況に戸惑いを隠せないまま

Kunst Højskolenでの私の寮生活は始まった。

 

 

 

●フランス料理を食す

パリ郊外の港街にやってきた。 

ここはまるでおしゃれな熱海だ。

 

熱海と言ったら海鮮。

フランスの熱海ではムール貝が食べられるらしい。

 

レストラン街に行くと、

人々がムール貝を貪り食べてた。

 

 

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ムール貝を前に目を血走らせている人々を見る限り、まずいわけがない。 

大きな期待を胸に入店し、いざ注文を。

店員のおじさんが注文をとりにやってきた。

フランス語がわからない私には何を話しているのかさっぱりだったが、

雲行きが怪しくなっていることだけは感じ取れた。

  

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あれれ・・?店先で貝に群がっていた人々は一体・・・

すぐ隣でとんでもない量の貝をほおばっている人々は一体・・・

 

この状況で私たちの目を誤魔化せるとでも思っているのか・・

 

 

どうやらそう思っていたようだった。

どうしても店員のおじさんにムール貝の注文を拒まれたので、

仕方なくなんとかっていうバラエティに富んだ貝類と甲殻類の盛り合わせを注文した。

 

皿の上にはカニ、エビ、カキ、

 

そして

タニシみたいな貝が無数に散らばっていた。

 

 

目を引くカニ、エビ、カキ、を筆頭に主役たちがすぐに胃袋へと消えていった。

 

そして、小さなタニシ達が残った。

 

 

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このちび貝、見た目はタニシだが、食べるとレバーペーストのような味がして癖になる。

 

しかし人々を虜にさせるムール貝の美味しさは謎に包まれたまま。

フランス料理を攻略するのにはまだまだ時間がかかりそうだ。

 

 

 

 

■パリとうんことパンツ

さて、無事に新年を迎えた私はスロバキアを立ちパリへやってきた。

流石パリ。

表参道をさらにお洒落にしたような道で、お洒落な人たちがお洒落なお店でお洒落にワインを飲んでいる。

 

お洒落になれない私は大量の洗濯物を担ぎコインランドリーへ。

流石パリ。ただのコインランドリーでさえもお洒落にみえる。

隣で新聞を読みながら洗濯機が止まるのを待っているただのおじさんでさえお洒落感を漂わせている。

どうにかお洒落に見えないかと片手にスタバを持ってみても、私はちんちくりんのアジア人のままだった。

 

なかなか減らないスタバのココアをすすっていると一人のパリジャンがやってきた。

 

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パリの街はお洒落だが、

口を開けて見とれて歩いているとうっかり踏んでしまうほど

そこらじゅうに脱糞されている。

 

洗濯機を過信しているのかな・・?

 

日本の滅菌文化に染まった私には彼の行動がまったく理解できなかった。

ここで洗濯をしてしまったことに対し、激しい後悔が襲ってきたので

意識をうんこから遠ざけることに集中した。

(後ほどパリに住む友人から聞いたのだが、洗濯機で靴を洗うのは日常の光景らしい。) 

 

乾燥機が止まる頃にはココアが冷めきっていた。

 

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”メルシー”とも言い難いこの状況。

なんとも気まずい空気が流れた。

おじさんがぼそぼそっとなにか言ったが、フランス語なので理解できない。

日本人の私は「あ、すみません・・」と言いたい気持ちでいっぱいだったのに、なぜか

 

「It's ok」

 

と言ってしまった。

 

一体なにが「OK」なのか・・私もおじさんもわからないままコインランドリーをあとにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▲命がけの年越し

スロバキアのカウントダウンへ行くことになった。

 

「ヨーロッパでのカウントダウン・・・」

 

こんな東欧の片田舎であっても(←失礼)

そう聞くと少しデンジャラスに感じてしまう、ジャパニーズチキンの私。

ここだけの話、出がけに正露丸を服用するほどびびっていた。

正露丸:胃腸薬

 

バス停に着くとちらほら人がいたので少し安心するも、

 

 

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目の前の光景が更に不安を煽った。

 

私、生きたまま2018年を迎えられるのかな・・・

 

 

 

スロバキアの首都ブラスチラバの中心に到着すると、

「こんなに人が居たんだ…(←失礼)」と思うほど大勢の人たちで溢れかえっていた。

 

広場に向かうとドンチャンドンチャン音が鳴り響き、人々が踊り狂っていた。

このドンチャン騒ぎの中に入るにはセキリュティーを通る必要があった。

前を歩く友人がなんの疑いもかけられずに通り抜けたので私も後に続いたが、、

 

 

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きっとこの中の誰よりも危機感を持ってここに来ている私がなぜ疑いをかけられなければならないのか・・・

 

 

 

カウントダウンまで時間があったのでドナウ川も見に行くも、霧でなにも見えず

ブラスチラバ城を探すも、霧で見つからず

「晴れていればきっとこんな景色だっただろうなぁ」と妄想を膨らませた。

 

2018年の10分前、人々がドナウ川方面へ歩き出した。

私たちもその流れに沿って歩いてくと、

でかいタイマー時計のようなものが仰々しくレーザービームを放ちながら2018年を今か今かと待ちわびていた。

 

いよいよ私のiphoneが0:00をお知らせした。

 

しかし目の前の大きなタイマー時計はまだ2017年のままだった。

ほどなくして、ようやく10秒カウントダウンが始まり歓声と共に花火が打ち上げられた。

 

ドナウ川に集まる人々は1分遅れで2018年を迎えたのだった。

目の前に居た老夫婦がシャンパンを開け、乾杯とキスをかわした。

 

命がけでここまでやってきて、なんてまぬけな年越しをしてしまったのだろう

そう思いながらも花火を10分ほど見つめた私たちは家路に向かって進んでいた。

人混みに逆らって歩くのでなかなか前に進めず、道の端っこに寄るも・・・

 

 

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決死の思いで通り抜け、真っ暗な夜道を足早に進み、無事に家にたどり着いた。

 

朝目が覚めて、生きていることに安堵した。