アラサー女が人生をばくちに賭けるとこうなった

人生をばくちに賭ける想いでデンマークへ旅立った三十路目前女子の赤裸々ポジティブダイアリー

■出発までのあれこれ〜学校が決まらない〜

 

 
デンマーク、くそみそなめてた。”
 
 
 
その頃の私。

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そうして、ぐ〜たらしながら

企画書とポートフォリオをちゃちゃっと3ページほどにまとめて

現地のアーティストレジデンスへ送った。
書類を出しさえすれば、行けるもんだと思っていたし
そこへ行く気満々だった。
※アーティストレジデンス:創作活動場所を提供してくれる施設
 
 
1週間ほどで返事が来た。
やけに緊張しながらメールを開いた記憶があるが
中身も見た目も薄っぺらのポートフォリオを送っておいて
一体なにを期待していたのだろうか…
 
案の定、私の図々しい期待は裏切られた。 

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メールを開くと・・・

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そりゃそうだ。
ごもっともなご意見に我に返り
今度はページ数を10倍に増やして、提出した。
 
 
すぐに返事がきた。
 
 「You need basic skills.」
Google翻訳より:あなたには基本的なスキルが必要です。
 
 
おいおい、美大まで卒業しておいて、今更基本的なスキルだと・・?
と言い返したい気持ちでいっぱいだったが
思い返せばそれらしい作品を何ひとつ作っていなかった。
 
 
あの頃の私(美大生時代)。
 
 

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またもや手も足も出ないごもっともなご意見に、今度はどうすることもできなかった。
 
時は既に5月。
出発を予定していた”6月頃”が目の前だった。
 
こ、このままでは今年が終わってしまう…!!
 
すぐさま他のアーティストレジデンスや学校をぐぐり、
いくつか問い合わせをし、すぐに返事がきたのが、
Kunsthøjskolen i Holbækだった。(←実は発音わからず読めない)
 
しかし、夏のコースの申込みには間に合わず
冬のコースに行くことが決まった。
 
”6月頃に出発する”と公言していたばっかりに、
会う人会う人に「まだ居たの?」と言われる始末。 
その度に、
「まるで行く行く詐欺の綾部だよwww」とか
「綾部の気持ちがわかる・・」とか
「ピースの綾部ってまだ日本にいるよね?」
などと言って、ちょうど良くピースの綾部がネタになったことが不幸中の幸いだった。
 ※ピースの綾部:又吉の相方。ニューヨークに行くと宣言するもしばらく日本にいた人。
 
何はともあれ、行くあてが決まってよかった。